ここには、九尾狐（きゅうびきつね）の伝説が残っているんですよ。
むかし、悪さをした九尾狐も改心し、今では、那須町観光大使！
いろいろな所に出かけて、那須の楽しい！おいしい！をた〜くさん紹介するために頑張ります。
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那須のいたずら九尾狐 きゅーびー
● 住んでいるところ／栃木県那須町 殺生石● 好きな食べもの／九尾稲荷（九つの具材が入った稲荷ずし）
● 得意なこと／絶世の美女の化けること
『殺生石と九尾狐のおはなし』
紀元前２世紀から紀元３世紀頃にかけて書かれた中国の地理書「山海経」の一書にあるのが、九尾の狐に関する最初の記述と言われています。
インドや中国で王をだまし悪行の限りを尽くし、遣唐使の船で日本に渡って来た九尾の狐は、玉藻の前という絶世の美女に化けて鳥羽上皇にとりいっていましたが、陰陽師に正体を見破られ那須へ逃れてきました。陰陽師は、九尾狐を殺生石という石に変えましたが、石になっても毒気を放ち村人を苦しめ続けました。
後にそのことを伝え聞いた玄翁和尚によって打ち砕かれ三つに割れ、そのひとつがこの地に残ったと言われています。
那須連山の主峰、茶臼岳に迫る湯川が流れる河原には、今、史跡：殺生石があります。
那須にお出かけの際には、古の伝説に思いを馳せてみてください。
